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タミヤ TG10R

オーバーホール・パート1(^_^;

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 前回あちこちガタガタなのが露呈してしまった私のTG10Rですが、今回は簡単な小技を交えて「こんな風に組みました」みたいな内容をお送りします。あ、ワザってほどのモンは、ナ〜んもありません。ただ、書くネタが無いので、一旦バラして組み直したって話しです(笑)
 そういえば、以前掲示板でメンテナンスに関する質問があったのですが、その時パッと思いついたのが、防錆剤の塗布。エンジンカー特有のメンテってコレ以外には思いつかなかったんですが、思い出した事をザッと書き出すと…

  • エアクリーナーの洗濯
  • 燃料フィルターの掃除
  • 燃料ホースのチェック
  • マフラーに蓋(笑)

 あとは、電動と違ってブレーキをかけなければ駆動系はフリーの状態なので、手で車を押したり引いたり、コロコロやって駆動系(主にベアリング)のチェックなんかもやってます。
 上のリストにある「マフラーに蓋」ってのは、サーキットでこれでもかっ!てくらい残った燃料を出してきても、しばらくすると、マフラーからデローンと廃油が出てきた事があったので、家に飾ってある時は、常に蓋を付けてます。で、それを外し忘れて撮影しちゃったのが↑の写真(笑)




 ほとんど組み立て終わってるアッパーデッキですが、一旦ぜ〜んぶバラして洗いました。
 実は前回の走行中、マフラー先端のイモネジを締め忘れてしまい、走行中にマフラーが燃料タンクを叩き続け、ついには蓋が開いて燃料がこぼれてしまったんですよ。トホ…。
 タミヤの燃料タンクは、一度開くと自力では元に戻らないタイプなので、タミヤグランプリなんか関係無いもんねー、って方は、無限や京商のタンクに交換したほうが安全です。
 バラしたついでに、フェイルセーフアダプターの位置を受信機の横から電池の上に変更しました。クリスタル交換の時もジャマだったし、配線の取り回しが窮屈なので、何も考えずに、空いてる所に貼り付けてます。

 以前はこのサーボとアッパーデッキの間にケーブルがギュウギュウに詰まってまして、詰まりきれなくてはみ出したケーブルが、サーボセイバーに当たってました。
 略してみると…
 「つまらないハミケーが、ギュウギュウで大当たり!?」
 イカす業界人風な言い回しになりました(汗)

 ハイトルクサーボなのをいい事に、今まではそのまま強引に使ってましたが、サーボは動じなくともサーボステーが歪むので、諦めてスッキリ配線を目指しました。でも、イマイチすっきりしてないような…。

 裏側はこんな感じ。
 サンワのスイッチはケーブルがシャフトに当たる!と、タミヤのサイトでも注意を呼びかけてましたので、線を片側にまとめてしまいました。我ながらナイスアイデアだと思ったら、みなさんとっくにご存知のようで…(汗)

 今までステアリングサーボの上にギュウギュウ詰めだったスロットルサーボと電源関係のケーブルは、電池とスロットルサーボの間に挟まるようにしてみました。ちなみに後ろの方にヒョコっと出てるのは充電用の端子です。電飾やハカルンジャーなんかも繋げそうですが、今のところ充電以外には使った事がありません。

 いやぁ〜、こんなの買うのは、よっぽどの○○だよなーとか思いつつ、ちゃっかりゲットしておきました。嫁にもタミラーって言われるくらいですからね、当然ですよトーゼン。トー!のゼン!!(笑)
 あ、ダンパーじゃなくて袋に入った丸い部品。こんだけで\1200もしやがります!!しかも微妙にダンパーとは色が違うし…。更にエンジンヘッドともこれまた微妙に色が違う…。
 TG10Rって、な〜んにもオプションとか出てないもんで、こんな所にしかお金かける所が無いんです。ボディなんかインプレッサ1台ポッキリですよ。あ、ポッは余計か(笑)

 ありがちな光景…(笑)
 よく折れるんですよね、ボデイマウント。取り付け部の小さな出っ張りがあっさり折れるんです。ま、穴掘ってネジ追加すればいいんですが、ここを強化しちゃったら、次にマウントが折れようとした時にどこに力がかかるか解りません。ダンパーステーが割れたりすると悲しいので、ここはそのままにしてあります。あ、そのままってのは折れてるのをそのまま付けてるって事です(笑)
 これで2回目なんですが「TGR用ボディマウント」を間違って購入してしまい、使いもしないマウントが山ほど常備されてるのはココだけの秘密…(汗)
 正しくは、TG10R用(E)パーツってのを2ヶ買わないといけません。忘れるといけないので、もう1回書いときます。
「エボ1のバンパーやらスタビホルダーが死ぬほどダブつく(E)パーツを2ヶ。イーパーツー!!」



 よく「TG10Rって重心低そうですね?」ってTG10オーナーの方に言われるんですが、「そうっすね」の一言だけじゃ愛想が無さ過ぎるので、サイズなんぞを計測してみました。
 エンジンマウントが高さ14mmで、フライホイールが直径30mm。マフラー&エキマニ付きで重さが336グラム。ついでに燃料タンクと燃料フィルターとホースの重さが合計35グラムで、合わせて371グラムがこの車の左側に載ってます。
 ちなみにサーボ2ヶと受信機と電池とアダプターの合計が266gで、全然バランス狂ってるんじゃー!?とか思ったら、エンジンが中央寄りにオフセットされてるんですよ。意外と重量バランスはイイ感じじゃないかと思います。

 説明書には載ってないんですが、なんかリアのドッグボーンが、抜けそうで抜けない微妙な事になってたので、ここにoリングを入れてみました。
 そしたら今度はoリングが、ポロッと落ちてきちゃうので、AWグリスを糊代わりに、ネチョッと貼り付けて一件落着。

 このギザギザ加工の所もAWグリスでネチョッとさせると抜けにくくなります。磨耗も防げて一石二鳥なんですが、これは説明書に載ってました。
 2スピードスパーのワンウェイカラーとかプロペラシャフトの接合部にも塗ってあります。

 これも説明書には載ってないんですが、ちょっと振動とかが不安だったので、oリングを半分にスライスして、燃料タンクの下側にも挟んであります。
 これは重心が高くなったりして、いいことは無さそうなので、特にやる必要はないかもしれません。でも、写真撮ったので載せてみました(笑)

 以前、雑誌で紹介されたワザですが、私の場合は機能性より見た目が重要なので、このターンバックルタイプのアッパーアームはノーマルい交換しました。
 ま、見出しが「オーバーホール」ってくらいなので、一応新品に交換しましたよって写真です。

 段付きビスは、フランジパイプとチタンビスで軽量化。

 我ながらナイスアイデア!と、思うまでもなく、10年以上前から代々伝わる技法です。ってゆーか、10年経っても同じ部品使ってるような…。


 ここ(ブレーキパッドをとめてるネジ)も上と同じ方法でとめてるんですが、ここばっかりは緩まれると厄介なので、タッピングビスじゃないビスで、裏まで貫通させてます。
 ナットも併用すると、もっとガッチリ固定できます。が、メンドクサイので、私はそこまでやってません(笑)



2002年 9月 12日 

これまでの記事・・・
■2002/9/3:トラブル満載エンジンカー(T_T)
■2002/8/24:雰囲気満点エンジンカー(^o^)