タミヤ TG10R
雰囲気満点エンジンカー(^o^)
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 これまでたくさんの方から「TG10Rのページは作らないの?」とのツッコミ励ましをいただきまして、やっとこのコンテンツを書く事になりました。
 情報が豊富なネット上でも、あんまりエンジンRCカーのネタって見かけませんので、自称エンジン初心者ながら、いつも通り思った事などをダラダラと書いていこうと思います。



 まずは組み立てについてですが、カーボンパーツが多いので、きちんと面取りをして瞬間接着剤で剥離防止をしているの図であります。
 説明書では、エンジンマウントを先にシャーシーに取り付けてからエンジンを固定するようになってましたので、指示に従って組んでみました。これ、けっこうムズイですね(汗)
 他に気になった点は、サスアーム。このTGロングサス系のパーツは(TGRやエボ2・TL01-LAなんかも同じです)ランナーから切り離してしばらく放置しておくと、アームの付け根が徐々に歪んでしまいます。ですので、ストレートリーマーで豪快に掘るか、もしくは加熱して矯正などの処理が必要です。

 このクルマは構造上、ブレーキング時にめちゃくちゃサーボに負担がかかりますので、リンケージ調整だけは、しつこくしつこくやりましょう。FS12LT等のドラムキャブの場合は、多少リンケージ調整に無理があってもスロットルレバーがたわんで負荷を逃がしてくれたんですけどね…。特にブレーキの引っ張り過ぎは、もろサーボにダメージを与えます。
 ネット上では「エンジンとサーボが近いので熱や振動の影響を受けやすい」などの情報もありましたが、私のTG10Rはサーボとシャーシーが当たってるのに、これまで無事に動いてました。なので私的には熱と振動よりも引っ張り過ぎの方が驚異です(笑)

 一時期とある雑誌で「京商V-oneR vs 田宮TG10R」みたいな比較記事が掲載されたせいか、新しくエンジンRCカーを購入する方で、この2択に迷う方がけっこういらっしゃるようです。当時の私の意見としては、この2台を比較するのは可哀想…というものでしたが、最近になって、ちょっと考え方が変わってきました。ま、これは、贅の限りを尽くしたV-oneRに過激なチューンを施した場合の、ごくごく狭い範囲の考え方なので、通常はV-oneR圧勝!で良いと思います。って、ゆーか、V-oneSでも圧勝のような…。

 参考までに、キット標準時の比較ですが、精度・耐久性・エンジン選択の自由度・等々、どれをとってもTG10Rは不利のような気がします。TG10Rの勝負所は、軽さを活かした運動性…くらいしか思いつかないのですが、その運動性も一月と保たない維持力の弱さったら…。
 生粋のタミラーでもないのに、雑誌に踊らされてこの車を選択してしまった方は、1タンク走行ごとに全てのネジをチェックしてあげてください。ま、それだけ手間をかけてみると、案外可愛く感じるものです。

セッティングデータ
 購入からコンテンツ立ちあげまで、随分時間が空いてしまったのですが、その間、なな、なんと!2001年9月のタミヤエンジンカー選手権・千葉大会で優勝してしまいました。その時のセットを簡単に書いておきますので、同イベントに参加される方などの参考になれば幸いです。

スタビ:無し・ダンパーオイル:ピンク以外は、ぜ〜んぶキット標準です(爆)



2002年 8月 24日