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タミヤ TG10R

トラブル満載エンジンカー(T_T)

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 いよいよ9月になりました。9月って言えば、私がタミヤエンジンカー選手権で初優勝をした「ららぽーと大会」のある月なのです。早速申し込み書を送ったので、抽選に当たるかどうかは別として、久しぶりにTG10Rを引っぱり出して遊んできました。
 写真のF40は、6月頃に300ZXと比較テストをした際に「さすがフェラーリ!全然曲がんないっす」と言って放ったらかしだった物。昔タミヤから出ていた物で、300ZXと違いスッテカーが付いてウングがポリカになってミラーが無くなった復刻版。最近になってから、やっと保護シートを剥がしてシールを貼って…。やや!塗装に失敗こいてますな(汗)
 この銀色の部分には、アルクラッド2という高い絵の具を使ったんですが、下地にクリヤーを吹いたら、いまいちキレイに仕上がりませんでした。ガビーン。

 TG10Rは、はじめからフルオプションのうえに、これといってパーツも発売されておらず、またノーマルセットでも良く走るクルマなので、組み立て以外のネタってあまり無いんですよね…。
 と、言う訳で、今回は、自称エンジン初心者がお送りするヒトバシラ体験レポートです(笑)



 な〜んかスパー周辺が汚れるなぁ…と思ったら、矢印の部品が抜けてきて、2スピードスパーギヤのハウジング内部に当たってゴリゴリ削れてました。スパー周りに金属粉が散っていたら要注意!
 最初から矢印部分は瞬間接着剤などで固定しておくと、後々の手間が省けます。

 真ん中の金属板も抜けてきておかしく無い構造なんですが、こっちはまだ出てきた事はありません。一応、こっちも接着しといた方が安心です。

 な〜んか2速に入ったり入らなかったり…と思ったら、写真の調整ネジが2スピードスパーギヤハウジング内部に当たって…。
 と、いう症状を既にTG10の時に体で学んでおいたので、今回ははじめからネジの頭を削ってあります。
 ドリルのチャックに挟んで棒ヤスリでグイーンとやれば出来上がり。ついでにスプリングも、新品時はモミモミしておくと安定するようです。

 軽量リングギヤに変えてみました。そしたら大変な事になりました。

 ギヤケースが柔らかい樹脂製なのに加えて、リングギヤも柔らかい樹脂製のうえ、バルクヘッドも柔らか〜い樹脂なので、発進時などトルクが強めにかかる瞬間、そりゃもーアッチャコッチャたわみまくって、ギヤが歯飛びしまくります。ガビーン!!
 リングギヤとデフケースは、シューグーで密封してあるんですが、デフ内部のグリスが豪快に漏れてるので、リングギヤなんかは、想像を絶するほど歪んで反りかえってるかもしれません。
 ま、かなりゆっくりスロットルを開ければ空回りする事はほとんど無いんですけどね…。

 で、2タンク走ったリヤ側のギヤケースがこれ。リングギヤの角の裏側が当たってるんですが、このペースなら4タンクくらいはパーツ交換無しで走れそうです。ってゆーか、4タンクしか保たないの…。ガックシ。
 かなりの勢いで部品同士がブチ当たってると思うので、駆動ロスが気になる方は1タンク毎に交換した方がいいかもしれません。1ヶ\550と安い部品なので、買い溜めしといてもいいですね。そういやTG10の時は、サスピン穴が割れまくるので、やっぱりギヤケースを大量ストックしていたような…。
 一番困るのは、削れて出てきたカスがギヤ部分に目詰まりしてしまうこと。漏れたグリスと削りカスが更にギヤ同士のクリアランスを広げてくれるので、空回り頻度がグーンとアップ!トホホ…。

 空回りのせいで偏磨耗してしまったリングギヤの歯。これはもう去年の冬から使いっぱなしなんですが、ギヤケースがダメージを吸収してくれてるせいか、けっこう長持ちしてますね。空回りしなけりゃ、もっと長持ちするかもしれません。
 ベベルギヤはノーダメージなんですが、金属ギヤ同士だと4〜8タンクでどっちも終わってしまうので、スッゲーお徳ってワケでも無いんですよね…。
 この辺は、信頼性が第一なので、キット標準のヘビー級金属リングギヤの方が良さそうです。私も、そろそろタミヤエンジンカー選手権が近づいてきたので、金属ギヤに戻さなきゃ(汗)

 これはサーボが当たった跡です。発売直後から、すっと同じシャーシーとサーボを使ってますが、特に不具合は出てません。さすがタミヤのエンジンカー!抜群の耐久性!!
 …って、抜群に耐久力があるのはサーボの方ですね。ちなみにサーボはサンワのERG-ZRを使ってます。
 スロットルサーボは、かなりガッチリ当たった跡が付いてるんですが、ステアリングサーボの方は、当たったり当たらなかったりしてるような感じの跡です。


 こんな感じで、レース直前にバラッバラにされてしまったTG10Rですが、果たして、レースまでに組み上がるのか!?あぁ、なんかマジでちょっと不安…。



2002年 9月 3日 

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