マイクロRS4組み立て日記
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大きくならない場合もあります(^_^;

RC装置の選択
 前回の日記(ガビ〜ンとか言ってるヤツ)で前輪部分まで完成していたのですが、なぜか今回はこの状態からスタートです。えっ、わざわざバラした?…訳ではございません。やっぱり組立説明書の順番通りのほうが、なんかこうスッキリしてるって言うか、気持ちが良いじゃないですか。と言う事ですので、四の五の言わずに黙って読んで下さい上等!!!

 えー、説明書の順番通りに行くと、ここで電池ボックスの組み立てに入ります。あっ、これも「電池ボックス」とはどこにも書かれていなかったので、便宜上私が勝手に命名しました。説明書通りの73408-黒丸4とかって言うのはちょっと分かり難いじゃないですか。なので、今後も勝手に命名部品が登場するかと思います。ちなみに電池ボックスとは、電池を入れる箱という意味でこう呼ぶ事にしました。いやぁ〜、名前考えてるだけで今日の日記は終わりそうですね。えっ、また逃げるのか?ですって?…それではお言葉に甘えまし…ブシッ!

 写真に写ってる銀色の部品ですが、これも便宜上「写真に写ってる銀色の部品」と、勝手に命名させてもらってます。その写真に写ってる銀色の部品なんですが…な、長いっすね。


 あーそうそう、その部品なんですが、パチッとはまるところまでしっかり押し込んで下さい。私はパチッとならない状態で勝手に俺OKを出してしまい、後で机の下に落としてしまいました。そしてこういう時に限って、取れそうで取れない歯痒さ満点な隙間に入ってしまったりするものです。
 ココでちょっとだけ良い話しをお一つ。
私の日記の写真では組立説明書の上で撮影されて場合が多いですが、タオルなどの布の上で作業をすると小さな部品などが転がらず、かなり快適に組み立てられます。ちなみにラジコン界ではこの布をピットタオルと呼び、通(ツウ)はこのピットタオルにもこだわります。ちなみに私のピットタオルはブランド物で「たちばな薬局」のロゴ入りです。
 とか何とか言ってるうちに、電池ボックスの完成ですイェ〜イ!しかし、凝った作りになってますね。ちょっと感心。


 さて、ここからが今回の主目的、RC装置の選択に入ります。まずは電池から…。と言うことで、我が家に転がってる充電可能な電池で、なおかつマイクロRS4に載りそうな物を用意してみました。S写真の奥に写ってるのが、京商ミニッツレーサー用のNi-MH電池と専用充電器。真ん中の8.4って書いてあるのが電動ガン用のミニバッテリー。手前の黄色いのが、サンワM8に付いてたけど一度も使った事がない受信機用のニッカド電池
 ミニッツ用の単四電池はテレビやビデオなどのリモコンに重宝してまして、電動ガン用の電池も専用品なので、あんまり変な改造はしたくないなぁ〜というが本音でして、この時点で心の中では長年放置されてきた受信機用の電池でなんとか済ませようと思ってました。


 つづきまして、スピードコントローラーサーボ受信機の選択です。とりあえず、我が家に転がっていて、なおかつ現在は使っていない物を並べてみました。ん?んぐぐ、ぐ、…。なんだかココに写ってる部品だけで、マイクロ5〜6台分に相当してますね。もったいない。
 もったいないので値段の高い順に選んでみようと思いましたが、せっかくなのでHPI製品でトータルコーディネイトも有りかな?なんて事も考えつつ…↓へつづく

 大きさの小さい順に…アレ?小ささの優れた順に…ん?要するに、←この3つを載せてみる事に決めました。実際に走らせてみて、あまりにもハマってしまった場合は、最新のカッチョ良くて高性能なRC装置に変えてあげようと思います。

 ちなみにコレは送信機。お気に入りのサンワM8がかなりくたびれてしまったので、最近新しく購入したサンワのM8です。要するに、M8からM8に買い換えました。でもですね、ちょっと聞いて下さい。この写真に写ってるクールでナイスな光を放ってるM8は、M8はM8でもタダのM8ではないんですよ。限定品のM8なんです。商品名も「M8リミテッドエディション」って言う直訳すると有限版なんですよ。普通そんな事言われたら「今買わなければ一生入手出来ないかも?!」って思いますよね。死ぬまで後悔の念を抱き続けて…しかもたかが趣味の世界でですよ!そんな辛く悲しい人生なんて私には耐えられません。いや、堪えられません。
 と、言う事で、究極の選択にはめっぽう強いが限定品には死ぬほど弱い私の選んだマイクロRS4用のRC装置一式は…「サンワの送信機」に「フタバの受信機とサーボ」、そして「キーエンスのスピードコントローラー」というイジワル回路がいつ作動してもおかしくない組み合わせになりました。

 やっと組み立てのつづきです。今回私選んだサーボは「ミニサーボ」と呼ばれる物で、普通のサーボよりもちょっとだけ小さ目に出来てます。なんでこんなの持ってるのか?と、言うと…以前ラジマガで戦車のプラモをラジコンに改造する企画がありまして、その時に買った部品の残りだと思います。
 説明書の様にシャーシー治具を当てつつサーボ貼るには、私の体の構造では腕が一本足りないので、写真のように治具をテープで張り付けながら作業をしてみました。それでも治具とシャーシーの穴がイマイチぴったり合わず、どうしてもサーボが斜めになってしまったので、結局この治具は使わずに、見た目でテキトーに固定しました。

 サーボの固定は両面テープだけでは不安だったので、グラステープという素手で切ろうとすると涙がチョチョ切れるほど頑丈なテープでグルグル巻きにしてあります。
 前輪を付ける部分は、人によって呼び方がマチマチなのですが、ここではフロントバルクヘッドと呼ぶ事にしておきます。説明書で言うところの73407の黒丸5の部品です。あとついでに、73406の黒丸5の部品はバンパーと呼ぶ事にします。バンパーという呼び名に関しては、ほとんどこの呼び方で意味が通じると思います。
 バルクとバンパーを組み付けると、かなりクルマの形が見えてきました。ん〜なかなか良い感じです。イェーイ!

 ここまで来ると、もう止まりません。暴走です。

マイクロナイトロRS4!?なんちゃって。

 次回は、このクルマ最大の難関「フロントデフ」の組み立てです。HPIのサイトにも写真入りで詳しく紹介されてますので、お急ぎ方、もしくはバカバカしいのが苦手な方は、ぜひそちらをご参照ください。



2001年 10月 10日 



 NOTE
俺OK(オレオーケー):
物事に対して、決められた事に則らずとも自己の中ではすでに完結している場合に与えられる許可あるいは認可。
ピットタオル:
ラジコンサーキットなどの机(ピットテーブル)又は作業台などに敷いて使う専用オプションパーツ。職場の机に4重以上に重ねて敷くのは「お昼寝タオル」。後者は唾液の拡散防止に使う専用オプションパーツ。ちなみにピットタオルとは、誰が付けたか解らない便宜上の用語なので、模型店などで「ピットタオルありますか?」などと聞いても、近所の寝具店などを紹介されてしまう場合があるので注意が必要。
Ni-MH電池(ニィームフデンチ[ウソ]):
地球に優しくないと言われているカドミウムに代わって、地球に優しいかも?!と言われる水素吸蔵合金を使用した電池の事。この場合の地球に対する優しさ度合いは、カドミウムに対する相対的な考えなので、再生紙などと同列に考えてはいけない。
電動ガン用のミニバッテリー:
戦場では火力の差がそのまま生存率に直結する。そのために、ラジコンで得たノウハウをフルに注ぎ込まれそうになった事が幾度となくある充電式の電池。
サンワM8(エムエイト):
送信機の名前。
受信機用のニッカド電池:
最近の電動ラジコンカーは、走行用モーターを動かす動力用の電池とハンドルなどを動かす非走行用電源を共有するタイプがほとんどだが、むか〜し昔、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいて、お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行っていた頃のモデルは動力用電源と受信機用電源が別れていた(ウソ)。
スピードコントローラー:
速度を調整する機械。
サーボ:
ハンドルを動かす機械。
受信機:
電波を受ける機械。
トータルコーディネイト:
total.合計.総計:coordinate.調整すること.調和して機能〜という意味。
究極の選択にはめっぽう強いが限定品には死ぬほど弱い:
「迷ったら、両方買え!」を合い言葉に、不要な物までバッタバッタと買い倒す”男の美学”その壱と、「俺は決して振り向かない…」を合い言葉に、後悔よりも潔さを貫く”男の美学”その弐。
イジワル回路:
「当社の送信機には当社の受信機をお使いください。さもなくば、イライラ光線を発射します。」を合い言葉に、競合他社の製品を跳ね退ける企業理念の現れを示す電子回路。
ラジマガ:
ラジコンマガジンを講談社風に略した呼び方。小学館風に略した場合は「ラジンマジンー」となる(ウソ)
シャーシー:
chassis.車台.砲車という意味。
治具:
「治める」或いは「治す」ための道具。専用工具が市販されていな場合が多いので、紛失すると後々面倒な事になるのが解っていても、ついつい無くしてしまうのが、付属治具の宿命。